残された家族と、父の無念

サンライズ・メイト・バート 代表取締役の井上です。

前回の続きです。

父が亡くなる前に、稲荷寿司の油揚げに味をつけて販売したらどうかという企画提案をしておりました。

今では当たり前にスーパー等に出回っていますが、まだ世に誕生する随分前から、父が考案し試作を始めていたのです。

その矢先の、悲しい死でした。

さらに、悔しい出来事が・・・

父が亡くなってしばらくして、スーパーへ行ったら、味付けされた稲荷寿司用油揚げが販売されているのを目の当たりにしたのです。

私の中では、無念と悔しさで一杯でした。

なぜなら、今普通に出回っている稲荷寿司の味付き油揚げは、父が考案したものだという想いが強くあったからです。

父が亡くなったことは、それだけでもつらく悲しい出来事。

しかしそれ以上に、父の頑張りが直接実を結ばなかったことに、私は悔しさを押し殺すことができませんでした。

でも、一番悔しかったのは、天国の父だったはず・・・

無念だったと思います。

今でも、そのことを思い出すたびに、胸が痛くなります。

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