月別アーカイブ: 10月 2014

サンライズ・メイト・バート　代表取締役の井上です。   家業の業績不振により、人生初の就職活動をする私・・・ 不安にかられ、とりあえずハローワークに通い始めました。   すると、そこのスタッフさんが、いろいろ教えてくれるのです。   「職業訓練」というのがあることを、その時に初めて知りました。 ヘルパー講座やパソコン講習を受けると、助成金が受けられる制度があることも、初めて知った次第です。   今思えば、知らないと損をすることが、たくさんあるのだと痛感しています。 叔父が言っていたことが、その時やっと理解できました（笑）   いろいろあるけれども、さてどうしようと思った時に、友人に相談したところ・・・ 「介護の仕事がいいんじゃない？まさにこれからの仕事だよ」と。   そうか、介護か！！   でも、半信半疑だった私は不安になりはじめ、役所に問い合わせました。 すると、役所でもヘルパーを養成する学校の情報を、詳しく教えてくれました。 早速その情報を基に、養成学校に問い合わせたところ、「明日から受講可能ですよ」と。   その養成学校は、特養を運営する社会福祉法人が主催する学校でした。 すぐに申込み、次の日から勉強を開始したのです。   思い立ったら、すぐに行動する性格が幸いしました。 もし、幼馴染のお姉さんが、就活を勧めてくれなかったら・・・ もし、「介護の仕事を目指す」ことに、友人が私の背中を押してくれていなかったら・・・ 私は今、介護の仕事に就いていなかったでしょうし、事業所を経営するなんてこともなかったでしょう。   これを、「運命」と言わずして、何というべきでしょうか？ 背中を押してくれた友人には、心から感謝しております。 だって、こんな素晴らしい「介護」という仕事に出会う、きっかけをつくってくれたのですから・・・  

サンライズ・メイト・バート　代表取締役の井上です。 父のお話の続きです。 父が亡くなってから、家業の豆腐屋は日の出の勢いで発展しました。 父が残してくれた足跡を、母が忠実に歩んでいった結果、売上はものすごいことになっていました。 当時、私はまだ小学生でしたが、母が寝ている姿を見たことはありません。 それだけ忙しかったし、また働き者の母親でした。   学校を卒業してすぐ、私は家業の仕事を手伝い始めました。 両親同様、働くことが好きな私は、それこそ毎日一所懸命働いたものです。   しかし、月日の経過に伴い、押し寄せる不景気の波が・・・ 世間の風向きが悪くなり、景気が下火傾向になってくるようになると、家業も厳しい状況に追い込まれました。 ついには、給料もまともに支払えない状況になってしまったのです。   それまで、母の加護の下、家業しか知らない私は、今後どうしたらいいのか、それはそれは思い悩んだものです。   そんな時、近所に住む幼馴染のお姉さんから言われた言葉。 「外へ出たらいいんじゃない？」と。   家業しか経験のない私にとって、外へ出て働くことは、相当の勇気が要ることでした。 しかし、一大決心をして実家の会社を辞め、人生初の就活をすることになったのです。   続きは次回に・・・