博学な叔父と、自分の性分

サンライズ・メイト・バート 代表取締役の井上です。

以前より、私の父のことを書かせていただきましたが、自分がこれまで生きてきた中で、母方の叔父の存在も、欠かすことができません。

茨城県の生まれで、実家は百姓だったこともあったか、高校進学がかなわず中学校しか出ておりません。とにかく成績優秀で、中学時代の担任教師から、高校進学を強く勧められたのですが、とうとうかないませんでした。

博学だった叔父は、進学できなかったことを、さぞかし無念に思ったでしょう。

叔父は、私にとってまさに「懐刀」のような存在でした。

私が疑問に思うこと、わからないことは、叔父に聞けば何でも解決してくれる、そんな存在でした。

それもそのはず。叔父はとにかく読書が大好きで、毎朝3時に起きて出勤までの間、読書に没頭する人でした。勉強熱心、探究心は人一倍でした。

そんな叔父ですから、私を見て、さぞかしやきもきしていたことでしょう。何分、常に私に対して「怠け者め!」と言っていましたから・・・

叔父にしてみれば、わからないことはいろいろ調べたりして、教養や知識を深めるのが普通なのでしょう。

しかし、私ときたら、わからないことがあったら、物知りな人たちに何でも聞いてしまう性分でして・・・

それこそ、わからないことがあれば、自分が納得するまで隅から隅まで聞き尽くすのが癖でした。自分の知らない知識があれば、頭を下げて詳しい人から聞けばいい、と思っていたからです。

「知ったかぶり」はできない性分なのです。

賛否両論あるかもしれません(笑)

しかし、エラそうにせず、謙虚に人の話に耳を傾ける。

変にかっこつけない。

これが、自分らしくていいのかな、と思ってしまいます。

 

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